2017/02/22 04:48
英国、ロンドン市内の地下鉄やバスの駅名やポスターなど
長い間、制定書体としてロンドン市民に親しまれているフォント”ジョンストン・サンズ(Johnston Sans)。
1916年、エドワード・ジョンストン(Edward Johnston)によってデザインされました。
有名なヘルベチカ(Helvetica)やフーツラ(Futura)、ユニバース(Univers)といった、
現在の英文書体の流れの原型となった美しいサンセリフ書体です。
商品に使用しているバスロールサインには、ジョンストン・サンズをはじめ、
ヘルベチカなどの代表的なサンセリフ書体が使われ、シルクスクリーンで刷られました。
今年はジョンストン生誕100周年として、ロンドン交通局が大手アパレルとタイアップするなど、盛り上がりを見せています。
ブランド「SANS-SERIF」は、エドワード・ジョンストンやユニバースを開発したアドリアン・フルティガーなど、
偉大なるタイポグラファーたちに、敬愛の意を表して誕生しました。
ロンドンバスで実際に使用された、行き先案内用のロールサインと、高品質な国産帆布を素材にし、
京都の鞄職人の縫製技術で、1つずつ手作業で丁寧に縫い上げ、文字はグラフィックデザイナーによってバランスを考えながらカットされます。
バッグのタイプは、大容量トートの(L)、スーツケースを使うまでもない小旅行にはちょうどいいサイズ、
普段使いにちょうど良いユニセックスなトートの(S)、全面に2mmのウレタンを使用した使い勝手のいいクラッチバッグの3種です。
軽量で強度のあるTyvek(タイベック)製のロールサインは、文字の切り取る箇所を、慎重にデザインバランスを考えながらカットし、
内側には耐久性を持たせるため不織布を手貼りで補強しています。
国産帆布の内側には、さらに綿オックスフォードで厚みを持たせて二重に縫製していますので、とてもしっかりした手触りです。
また、持ち手、底、内側上部(S)には姫路レザーを使い、長く使えるバッグにしました。
職人との打ち合わせを重ね、安心して長く使える、最良の製法を選んでいます。
その他の特徴
・立体感を保つための型崩れしを防止する上げ底加工
・底には尖った物などによる破けを防ぐ厚手の底板ベルポーレンを内蔵
・全ての負荷がかかる箇所に長く使い続けるための補強を施す
・オープンポケット/ファスナーポケット/ペットボトルホルダー装備
小さなブランドでありながらでも、心を込めて鞄作りの精度を高め、
小さいからこそできる全て国内生産のハンドメイドに、こだわり続けてゆきたいと思います。
ご興味のある方は、ぜひ商品詳細をご覧ください!