2017/10/10 11:23
大切なあの人へ、世界でひとつしかないバッグを贈りませんか?
英国ロンドンバスの行き先案内表示として、当時、実際に使用されたバスロールサイン。その希少な素材をデザイナーがバランスを考えカットします。
切り取る文字位置はそれぞれ異なり、同一のデザインは存在しない一点物のバッグとして誕生します。
また、堅牢で高品質な国産帆布に京都の鞄職人の縫製技術で合わせ、一つずつ丁寧に縫い上げています。
丈夫で長持ちする、全て国内生産にこだわった、唯一無二のプロダクトを追求しています。
☆
きっかけは6年前、あるお店で白黒の大小アルファベットが整然と配列されている、約3mほどあるタペストリーが、天井からかかっているのを見たことから始まりました。
このタペストリーが放つオーラを感じながら、これはいったい何に使われたものなのだろう...と思うと同時にその魅力に引き込まれていった記憶が残っています。
グラフィックデザイナーとしての職業癖でもありますが。。。
その後、調べて判ったのがルートマスターとよばれる、イギリスの2階建ロンドンバス、その行き先案内用サインとして使用されていたロールサインでした。
すぐにハマってしまい、本国イギリスのコレクターの方々から直接取り寄せて、自分のスペースに飾るところから始まり、販売も重ねていると、そこでわかったのが年代によって使用された生地の材質が異なること、さらにロンドン以外の各都市によっても印刷色や書体が違いバリエーションが楽しめることです。
例えば1950〜60年代はリネン生地、1960〜70年代はリネンキャンバス地、80年代に入るとデュポン社が開発したタイベック地が使用されるなど。各都市のロールサインでは、ポーツマスではグリーン地に白文字、グラスゴーはブルー地に黄色文字など、ロンドンの白黒に比べると可愛いタイプに感じます。
80年代に使用されたタイベックは、軽量で強度のある高密度ポリエチレン素材の不織布で、紙のようなハリとシワ感のある風合いがおもしろく、この素材で一点物の鞄を作りたい!と思いスタートしました。
自分たちで試作を重ねているときに、京都の職人歴40年の京鞄士さんとの出逢いにより製品化できました。職人さんとの打ち合わせでは思いを伝え、1つずつ手作業で丁寧に縫い上げてもらっています。安心して長く使える鞄として、最良の製法を選んでいます。
タフなキャンバス地とロンドンバスで使用されているペーパーロールを使用したトートバッグ。
スーツケースを使うまでもない小旅行には、ちょうど良いサイズの大容量トートです。もちろんアウトドアや普段使いにも大活躍します、何でもサクサク入れて気軽にお使いください。
実際に使われていたリアルなペーパーロールをカットしての使用のため、他に同じ物が無く、生産される一点一点すべて異なった唯一無二のデザインとなります。 普段使いはちろん、アウトドアやスポーツにもいろいろ入るので活躍します、大きな荷物を持ち運ぶお仕事の方にもとても人気があります。
※写真はTote Bag (M)
立体感を保つための型崩れしないように牛革で仕上げた上げ底加工や、帆布の裏地にはビニールコーティング加工を施して強度を高めています。 またロールサインのタイベック素材にも裏側に不織布を手貼りで補強して耐久性を高めています。
http://www.sans-serif.jp/blog/2017/02/20/013800
底には尖った物などによる破けを防ぐ厚手の底板サンパールを内蔵しています。
中はファスナーポケットやオープンポケットの他、ペットボトルホルダー装備しています。 商品タグには一点物としてのシリアルナンバーを直筆で記入しています。
普段使いのファッションアイテムとしてはもちろんのこと、お部屋に飾って置くだけでもさまになります。
同じものは入荷できないヴィンテージもので価格も変動する素材を使用していますので、コレクターアイテムとしてもとても希少です。
他にもクラッチバッグなど、全て一点物のみのラインナップを掲載しています。
ぜひこの機会にどうぞ!