2016/11/28 12:36
昨年から試作を重ね、暖め続けていました企画、
鞄ブランド「Sans-Serif」を、来年1月から立ち上げることになりました。
「Sans-Serif」は、イギリス・ロンドンバスで実際に使用された、行き先案内用のロールサインと、
高品質な滋賀県産 高島帆布を素材にし、京都の鞄職人歴40年の「京鞄士」による縫製技術によって、
1つずつ手作業で丁寧に縫い上げます。
軽量で強度のあるTyvek(タイベック)製のロールサインは、文字の切り取る箇所を、
慎重にデザインバランスを考えながらカットしています。
高島帆布は、船の帆、鉄道貨物のシートなど明治時代から産業資材として用いられた優れた帆布です。
また、持ち手、底、内側上部には良質な北米産レザーを使い、長く使えるバッグにしました。職人との打ち合わせを重ね、
安心して長く使える、最良の製法を選んでいます。
小さなブランドでありながらでも、心を込めて鞄作りの精度を高め、
小さいからこそできる全て国内生産のハンドメイドに、こだわり続けてゆきたいと思います。
現在、まだ準備段階ではありますが、量産が始まりますので、皆様にもっと知っていただけるように、
商品の詳細情報やコンセプトなども、お伝えしてゆきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
Designer 藤川 和也
京鞄士 工房