2023/06/18 02:47
一年前の6月18日にSANS-SERIFを知りました。
その日は6月15日に亡くなったもう少しで17歳になるはずだった愛犬とお別れをした決して忘れられない大切な日です。
その日の朝一番で火葬場に行き、愛犬とお別れ。
その後京都文化博物館で6月19日までしていた「鈴木敏夫とジブリ展」に行ったのです。
昨年の今頃はまだコロナのため、人の集まるところは避けるようにと国が推奨していましたので、文博の混みようはここ数年体験したこともないものでした。
その人混みに驚き、ジブリ展を楽しみにする高揚感よりもコロナに感染するかもしれない怖さを感じたのを強く覚えています。
長い長い待ち時間の末、展示を見終えて文博を後にし、京都市役所前のゼストで一服して電車に乗ろうとしたとき、
たまたまそこで開催されていた「京の手仕事市」の会場を通りかかり、たまたま目にした数字の書かれたトートバックをよく見ようと近寄っていったのです。
私が思っていた数字のバックとは栗東市にある馬のトレーニングセンターで使われたゼッケンをバッグに仕立てたものです。
でも、そこにSANS-SERIFのオーナーがススーっと来て、バックにまつわる話を聞いたらたらどうでしょう!
このバックにはロンドンのバスで使われていたホンモノの行き先案内が使われていると言うではありませんか!
これには心底驚き、強く心を掴まれ、言い得ぬ親近感と愛着を抱いてしまったのです。
なぜなら私自身、ロンドンに留学した経験があるからです。
でも、それだけではなく、SANS-SERIFとの出会いを更に特別なものとしたのは私にはロンドンバスのドライバーをしている大切な友人がいるためです。
びっくりしました。
こんな出会いを運命と呼ばずして、何を運命というのでしょう!
のちにオーナーから「今までロンドンに住んでいたり留学したお客様は来たことがあるけれど、ドライバーと友達の人は初めてでした。」と言われました。
(オーナー目線のこの出来事はこちらから。https://www.sans-serif.jp/blog/2022/07/16/115551)
そのように衝撃的な出来事が立て続けにあった昨年の6月18日。
その一年後の今日はSANS-SERIFで働いています。不思議な風を感じながらSANS-SERIF色に染まった1年でした。
そんな今日を無事に迎え、心新たにこれからもブランドの志に忠実に、
様々なお客様との出会いを通し明るい未来を見据えて進化を続けるSANS-SERIFであり続けたいと思います。
All abroad!
Let's hit the road with us🚌💨